児童・生徒個人の能力に合わせた読書訓練をレベルド・リーディング という。これは学級全員が宿題として同じ本を読むのではなく、それぞれが自分にとって難しすぎず簡単すぎない(約90%程度正確に読める)読書レベル の本に挑戦することで徐々に語彙や読解力を身に付けていくという方法である。読書レベルは、語彙量、文法知識、文の長さ、内容などを基本に本の難易度を設定している。
読書訓練に用いる本の大部分には読書レベルが印刷されており(数種類の読書レベルの値が併記されることが多い)、学級担任はレベルごとに棚を変えたり色のついたシールを貼るなどして整理している。レベルが判別できない本は学校司書のアドバイスを受け、司書の秘書やボランティアの保護者が整理作業を手伝うこともある。学級担任は定期的に子供の読書レベルを査定し、子供は自分のレベルの棚から本を選ぶ。読書レベルは教育出版社やソフトウェア会社などがデータを集積して作成しており、十種類以上ある。その中でもAR、RL、Lexile、GRLなどが一般的である。
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小学生の読書訓練に最も多く用いられる本は、読書レベルが印刷され、章ごとに構成されたチャプターブックと呼ばれる本である。チャプターブックは一般的に安価な(市販価格で5ドル前後、学校への卸価格は1ドル未満からある)ペーパーバックの形態で販売されている。内容もドクター・スースの著書、『がまくんとかえるくん』、『エルマーのぼうけん』、『大草原の小さな家』(低いレベル向けに易しく短く書き直したものもある)といった古典から、マジック・スクールバス、マジック・ツリーハウス、スーパーヒーロー・パンツマンなどの現代ベストセラー、ポケモンやディズニーのキャラクターもの、 フィクションだけでなく伝記や科学などノン・フィクションまで幅広い。