政治体制の変化などによって国歌を改訂する際、メロディーはそのままで歌詞のみを一部、または全面的に改めることがよく見られる。中国の国歌のように一度変更した歌詞を元に戻したり、ロシア連邦国歌のように他のメロディーに変更した後、再びソビエト連邦の国歌に新しい歌詞を付け直したりする例もある。
公用語が複数ある国では、国歌の歌詞も各言語のものが全て正式なものとして認められている場合が多い。その場合多数派の言語の歌詞を少数派の言語に訳すことが多いが、カナダの国歌やフィンランドの国歌のように人口的には少数派の言語の歌詞が先に作られたものもある。
イギリスの国歌とリヒテンシュタインの国歌や、フィンランドの国歌とエストニアの国歌のように、同一のメロディーに別の歌詞が付けられている国歌も存在する。
ギリシャとキプロスの国歌「自由への賛歌」や、トルコと北キプロス・トルコ共和国の国歌「独立行進曲」のように、複数の国が同一の歌詞とメロディーの曲を国歌とする例もある。
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国歌は多様な機会で使用される。休日や、祭りで演奏される場合や、オリンピックやFIFAワールドカップなどのスポーツの国際大会や親善試合などでも試合の前や、金メダル受賞者に演奏される。幾つかの国では学校の始業前に毎日、愛国心の訓練のために演奏されたり、似た様に国旗に敬礼する。また他の国では演劇や映画の上演前に演奏される。多くのラジオ、テレビ局は放送開始と終了の時に国歌を流す。多くの場合1番 (stanza) のみ演奏される(ドイツは3番)。
多くの国家は非公式な国歌ももっている(王室、文化圏、州、連邦州、など。例:ベルギー地域)
国歌に次いでその国を象徴するような歌(曲)が「第二の国歌」と呼ばれることがある。ほとんどの場合法的に定められたものではない。「第二の国歌」として知られる曲として、イギリスの威風堂々第1番、アメリカ合衆国の星条旗よ永遠なれとアメリカ・ザ・ビューティフル、イタリアのナブッコ、オーストリアの美しく青きドナウなどがある。
大きな統一体の場合、欧州連合 (EU) の歌として、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの「歓喜の歌」をもつ。国際連合とアフリカ連合も非公式な歌を持つ。2005年には、イギリスとアイルランドの全4地域(イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランド(北アイルランド、アイルランド共和国))からなるラグビー連合は "The Power of Four" を聖歌に定めた。
なお戦前の日本では、海ゆかばが第二国歌としての扱いを受けており様々な場面で唱和されていた